Companion · 第1章

第1章 クリアリングの基礎

クリアリングとは何か。取引の「約束」を守る安全網という原点から、証拠金によるリスク管理の仕組み、CCP・クリアリングブローカー・クライアントという三者の役割分担まで、清算という営みの骨格を最初に固める章です。

歴史の縦軸も貫かれています。一八世紀の米会所に始まる清算の起源から、JSCC の設立と統合、リーマンショック後の OTC デリバティブ改革を経て現代の清算体制が確立するまで——「なぜ今の形になったのか」を知ることが、以降のすべての章の土台になります。

The Essentials ・ この章で学べること

The Map ・ この章の見取り図

IM / VM 証拠金によるリスク管理 当初証拠金(IM)と変動証拠金(VM)の 働き(第1節) 歴史の縦軸 堂島米会所・ロンドン・シカゴから、 JSCC 設立、リーマン後の改革へ(第2節) CCP エコシステムの三者 顧客・クリアリングブローカー・CCP(第3節)

仕組み・歴史・担い手の三面から、清算の骨格を固める章です。第4節では市場の規模も俯瞰します。

The Updates ・ 刊行後の動き

この章に関わる刊行後の動きと補足記事は、順次このページに追記します。