Companion · 第4章

第4章 クリアリングの法規制と地域別の特徴

清算は、グローバルな取引とローカルなルールの狭間にあります。リーマンショックの教訓から G20 合意の「4つの柱」へ、そして PFMI(金融市場インフラ原則)というグローバル・スタンダードの形成へ——規制の縦の流れをまず押さえます。

その上で、日・米・欧の規制体制を比較し、クロスボーダー清算の論点を整理します。「どの国のルールが、どの取引に、なぜ適用されるのか」という、実務で最も悩ましい問いへの見取り図です。

The Essentials ・ この章で学べること

The Map ・ この章の見取り図

G20 合意 —— 4つの柱 リーマンショックへの国際的な応答(第1節) PFMI という「ものさし」 金融市場インフラのための国際原則(第2節) 日・米・欧の実践 金商法、ドッド・フランク法、EMIR —— 同じ原則の、三つの着地(第2節) クロスボーダーの論点 どの国のルールが、どの取引に、 なぜ適用されるのか(第3節)

規制は国際合意から各国の法へと降りてきます。実務は、その重なりの中にあります。

The Updates ・ 刊行後の動き

この章に関わる刊行後の動きと補足記事は、順次このページに追記します。